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税理士の選び方

はじめに

「税理士に不満を抱えているが、解約をするほどではない」といった経営者の声を耳にすることがあります。

これまで税理士を変更した経験のある経営者は多いかと思いますが、なぜ税理士への不満が生じるのか、その傾向を検討してみました。

税理士の不満に関する調査

私が独自で簡単に調査したアンケート結果です。

 

  1. 態度、コミュニケーション:45%
  2. 返事が遅い:18%
  3. 価格が高い:18%
  4. サービス内容:9%
  5. その他:10%

 

調査方法はある一定地域の口コミを集めて集計したものです。偏りがあるとは思いますが、ご了承下さい。

不満の多くが、税理士やその職員の態度やコミュニケーション能力に集約されています。

税理士の偉そうで態度が悪いとか、失礼なものの言い方をする、といった話はよく耳にします。「先生」と呼ばれる職業なので、もしかしたらその権威(本当はそんなものないのですが…)に胡坐をかいてしまっている方がいるのかもしれません。

また、2にあがった返事が遅いという話もよく耳にします。

 

意外だったのは、税務の仕事の中身についての不満はあまりあがっていません。

これは、税理士の仕事のクオリティがクライアントには見えにくいことが起因していると思います。税制への理解が深い経営者の方ならまだしも、普通の経営者であれば、申告書の別表を見てどこがどうなっているのかというのは理解しがたいものがあります。他の税理士との比較は難しいでしょう。税務調査などによってミスが見つかって初めて問題が顕在化するケースが多いように思います。

まとめ

税理士は永く付き合っていく相手です。予算も重要ながら人としてお付き合いできる方かどうか見極めて契約をしましょう。

 

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